期間限定恋愛
「ごめん、茉莉香。
応援しなきゃね!
ごめん、ごめん!」
私の不安げな顔が見えたのか、急に明るい声を出すさつき。
「ねぇ、さつき。」
「ん?」
「ふられたら、
慰めてくれる?」
いたずらに笑って。
何も楽しくないのに笑って。
「あったりまえでしょ!
ドーンと当たって
散ってこいっ!」
気丈に振る舞おうとする私に
さつきも、
私が泣きそうだってことに気づかないフリしてくれる。
大丈夫。
私には、こんなに最高な親友が居るんだから!
『期間限定』は、
限定だから輝くの。
だから…期間を設けなきゃ。
それが、
今日の花火が上がるまで…。