俺が堕ちた……相手は王子?
胸の名札を見ると「望月」と書いてある。
「早よしな遅れるで?」
目的の体育館シューズを手に取ると、目の前でようやく着替え終わったソイツに声をかけた。
「そうやな?」
二人で並び体育館へ再ダッシュ!!
「俺、矢野龍。龍って呼んでや?」
息を切らしながら叫ぶと、相変わらず低い……だけど楽しそうな声が聞こえた。
「じゃあ俺は透って呼んでくれたらええわ」
俺の高校生活に新しい友人が出来た。