月に秘めた恋
私と湊君は 駅に向かって


電車に乗って海に向かった


李生と・・・行くはずだったのにな


でも 私の隣には今は


湊君が居る


しばらくして 目的の駅に着いて


電車をおりた


駅を出て 歩くと


海の音が聞こえる


ザザーン・・・


「海なんて 久々だな」


「私も・・・」


潮の匂いが 少しだけ感じる


目の前には 海が広がっていた


ザザーン・・・


風が少し強いな・・・


薄着だから ちょっと冷える


思わず腕をさすった


フワ


「え?」


「それ 着てろよ」


肩には 湊君のブレザーがかかっていた


「・・・いいの?」


「俺 寒くないし」


「ありがとう・・・ ねぇ


もう少し近くに行かない?」


私は 浜辺を歩く


さすがに誰も居ない・・・
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