our kind of love

「クソッ…」

もう一度悔し紛れに言ってみるが、その呟きはしんとした職員室に虚しく響いただけだった。


「ったく…」


フリーズしたままの画面を恨めしく睨み付ける。

どうすることもできず、俺は大きく溜め息をついた。


今日も早く家に帰れないし、この分では今週も休日出勤だ。

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