色×iro~素顔のままで~
「うん。お願いします」

「だったら、ついでにオオスミとくっつけよ」
  
連がボソッというと、オオスミは、一瞬すごいくキツい目で、連を見た。

「連、最っ低」

それって、あたし、よっぽど嫌われてるのかな。一瞬思ったけど、

その言葉が脳みそに染みて傷付く寸前に、

「帰ろう、スイちゃん。今から仲良くしとこうね」

オオスミはニコヤカに行って、あたしを出口に誘った。
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