お隣さま ~放課後のアイツと恋の距離~
やべー、緊張してる……。
アキの部屋は外から見るよりも広く、色も物も少なくて、こざっぱり片付いていた。
エアコンからひんやり冷たい風が流れてくる。
「あっ、もしかしてアキ、寒くない? 大丈夫?」
あたしは少し離れたところに座ったアキにたずねた。
「別に。なんで?」
「だって、あたしが来たせいでエアコンつけたのかなーと思って……。あんた、いかにも寒さに弱そうだし」
「病弱イメージかよ」
苦笑いするアキを見て、しまった、と即座に後悔した。