お隣さま ~放課後のアイツと恋の距離~
この会話を聞いたクラスメイトたちが、さらにどよめき始めた。
あたしはいよいよ顔のニヤけが抑えきれなくなり、あわてて教室を出た。
「よっしゃあ~っ」
誰もいないトイレの個室に隠れ、ガッツポーズを決める。
あぁ、あたし今、かなり絶好調な感じかもっ――
「――ありえない。すっごい目ざわり」
ん?
ドアの向こうから聞こえてきた話し声に、あたしは反射的に耳をすました。