お隣さま ~放課後のアイツと恋の距離~

――――――――
――――――
――――


「どう? そっちは」


「ダメ……やっぱこの高さじゃ、窓からは絶対ムリだよ」


「お手上げだな」



そう言ってアキは、20分以上格闘していたドアから手を離す。



「こっちもいくら押しても開かねーし」


「そっか……」



窓からの脱出方法はないか調べていたあたしは、ショボンと肩を落としてあきらめた。



「マジでアイツら、何考えてんだ」



舌打ちするアキに、良心がチクリと痛む。

< 407 / 688 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop