お隣さま ~放課後のアイツと恋の距離~
「あんなヤツらと仲がいいイメージがついたら、泉穂ちゃんにとってマイナスだよ。
せっかく最近キレイになって、人気が出てきたのにさ。
もっと学校内で自分をどう見せるか、考えて行動するのが賢い人間のすること」
「……」
「そう思わない?」
ニッコリ笑う先輩に、あたしは唇のはしを無理やり上げてうなずく。
「おっ、あと2時間でカウントダウンだ。そろそろ神社行こう」
胸に広がるモヤモヤに気づかないふりをして、あたしは先輩たちとマンションを出た。