秘密な契約 ~誰にも言えない彼氏~
○プロローグ
「あの......」


「どうしたの?」


「...ちょっと、中庭まで来てくれるかな?」


「うん、いいよ。」



そういわれて、その男子の後をついて行く。




なんで、この男子が私を呼び出すのか?



理由はだいたい、分かっているつもり。



この人、何組だろう?


スリッパの色が私と同じだから、2年だよね?



そんなことを思っているうちに、中庭に着いた。


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