【完】─片思い─
「っと、あたしもう終わりの時間なので、失礼します!」
「ぁ、うん…。ばいばい」
「…?」
別れる際、悠人先輩の表情は少し曇っていて、気まずそうだった。
「ぁ、この時間…」
時計を見ると、ちょうど流が通っている塾が終わる時間だった。
せっかくだし…ちょっと待ってよ。
あたしは流が通っている塾に向かった。
「おっきぃ…」
流が通っている塾は建物一つ分。
6クラスあって、流はその中でも上から2番目らしい。
しばらく待ってると、ドアからガヤガヤといろんな人たちが出てきた。