【完】─片思い─

「あねき…」

「…」

最悪…。

仕事って…薬物の取引?
確かに大金は入るよね…。

「はぁ…」

あたしは深くため息をついた。

「なぁ、姉貴…」

「大丈夫だよ。名前は出てないし」

「そうじゃなくて、さ…」

「? なに?」

「…これ、母さんから」

「?!」

直樹はポッケから、一枚の手紙を出した。

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