この涙が君への思い





「………おかえり」


そう言って泣いた。


泣いてやった。


だって、目の前に谷島くんがいるんだもん。


谷島くんが、好きなんだもん…。


「ただいま。…って、ちょ、安土さん!?なんで泣いてるの!?」


「谷島くんのせいだよー。っ、勝手に置いてってさー。で、告白して逃げやがってー」


今まさに、やけくそという言葉がピッタリな私。


「好きなのは私も同じだよ!好きなら面と向かって言えーっ!!私、谷島くんがいなくなっちゃうと思ってさー…すっごく泣いたんだから!!」






< 20 / 23 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop