ダサい恋人
「ごめん…」
俺は千歳と同じくらいの目線にしゃがみ、見つめる。
すると、千歳は首を横に振っただけで何も言わない。
「でも、俺さ、千歳に聞きたい事があるんだよ。……話ししたいからさ。」
ん?、と聞いてみるが、全く反応がない。
しょうがない…。
「連れていくからね。」
……俺は何も言わない千歳の手を再び掴んで、歩いた。
旧図書室に入っても、椅子に座る以外、動かない。
これから何を聞こうか…?
物事の進め方から悩んでしまう…。