蒼い絆
緊張しながら、助手席に乗り込んだ後
『寒くない?』
自然と気を使い、優しく扱ってくれる仕草にさえ少し感動を覚える。
走り出す車の中、もう後戻りは出来ないと呟いた。
街は賑やかに彩られ、親子連れやカップルで溢れている。
トナカイの着ぐるみを着た若者が、
コンビニの前で声を張り上げ
クリスマスケーキを売っている。
美容師だって、サンタの格好で髪の毛切ってんだもんなぁ。
私はこの光景が、
結構好きだったりする。
まさか今年は、
あなたと過ごすことになるなんて…。