ワケアリ夫婦っ!!
「外、行かね?」
「あ、うん」
いまいち状況も分からないままあたしが返事をすると、煌星は出口へ向かって歩き出した。
その後を追いかけるように、あたしもついていく。
裏口から外へ出ると、春にしては少し冷たい夜風が吹いていた。
ファミレスから出て人気ない道を、黙ったまま肩を並べて歩く。
「……………」
「……………」
お互い無言。な、なんか気まずい?
一向に口を開かない煌星をチラッと見ると、不意に目があってしまった。
「わっ……なに!?」
「は?」
「あ、いや……」
「……………」
「……………」
って、また沈黙………。
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