『K』
次の朝。。

トイレに行くとうっすら血っぽいものがでた。

ほんの少し。

私はちょっと気にしながらも病院へはいかなかった。


PM18:30

ピピピ~♪

[着信♪優太♪]

『俺、あと20分くらいで着くぞ~♪』

『わかった♪』

『あっ、ちょっとでかけるから下降りてきてね!』

『あっ、うん!』

どこに行くんだろう。。?

私は電話を切り、準備をする。

『ママ~ちょっと優太と出掛けてくるね♪』

『あらっ、どこ行くの?』

『う~んよくわかんないんだけどさっ』

『あそぉ~気おつけてね!』

『うん大丈夫だょ!ぢゃあいってきます♪』

『はい、いってらっしゃい♪』

私は家の前で待った。

優太の車がきた。

『おう♪』

『優太、仕事お疲れ様♪』

私は車へ乗り込む。

『もう泣いてないかぁ?(笑)』

『うん大丈夫だよ♪』

『ちゃんとお腹の中で赤ちゃんはママが泣いてるの聞いてるんだからなぁ?心配かけちゃダメだぞ?』

『。。うんそうだよね(泣)』

『ほ~ら!言った側から泣くなよぉ~(笑)』

『。。はい(泣)』

優太が優しく頭をなでてくれる。

だから嬉しくてまた涙がでる。。

車を走らせ1時間経つ。

『ね~ここなんか見覚えある景色だぁ』

『だろ?2回目だもん♪』

目の前にある山の景色。。。

優太に出会い初めて二人で来た場所。。。

『うわぁ~なんかなつかしい♪』

『だなぁ~綺麗に星が見えるといいけどなぁ♪』

私達は車から降りた。

『行くぞ~♪』

優太が私の手をにぎり歩く。。

初めて連れてきてもらった時と同じだ。。

『おぉぉ~マユ見ろよ~すげぇぞ♪』

優太が空を指さす。。

『。。。すごい』

『。。。やべぇ』

それはすごく綺麗な星。
感動した。。




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