『K』
優太ママとトシが気を使い二人にして部屋をでる。


最後。。こんな形での二人きり。。。(泣)


『優太、私。。何もしてあげられなかったよ。。(泣)』


優太からもらった物が多すぎる。


私は何もしてあげられなかった。。。



優太の手をずっと握る。


『優太。。愛してる(泣)』



そして最後のキスをする。



この手を離したらもう一生。。。



涙がとまらない。。



神様。。



どうして優太を助けてくれなかったの。。?



私は優太に言い残したこともやり残した事もたくさんあるんです。 。(泣)



神様なんて本当はいない。


私はずっとずっと優太に寄り添った。



大好きな優太。。



もう喧嘩もできない



『優太、ごめんなさい。私、素直ぢゃなくて。。本当は優太のことが好きで好きで仕方なかった。今頃言っても遅いよね。。?』


『本当にありがとう』



私は部屋をでた。



外で待っていてくれた優太のママ。。


私を抱きしめてくれた。


『。。強く、生きて。』



『。。はい(泣)』
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