『K』
電話を切った私はそのまま優太に電話した。。

今、謝らないと優太を失いそうで。。。

トュルル。。トュルル。。。
[ただいま電話にでることができません。。]

アナウンスの声が悲しく響く。。

何度もかけるが繋がらない。。 無視されてる?

(優太の声が聞きたいょ。。)

結局電話が繋がらないまま。

その時だった
ピピピ~♪
[受信メール ♪優太♪]
(。。。優太?!)

ドキドキしながら受信Boxを開く。

[ごめん。今は話す気になれない。少し距離を置きたい]

(。。。(泣))
何度もメールを見る。

これ。。現実?!
何故だろう
私はまたバカなメールをしてしまう。

[距離を置くって何?別れたいの?別れを考える時間?]

メール送信。

[そうだね。今まぢでマユとの今後を考えてるよ。]
素っ気ない優太のメール。
[ぢゃあ。。別れよ]
メール送信
(。。優太への最後の抵抗)

[そっか。わかったわ!]

(。。。なんだよ、それ)

私、優太から『別れたくない』ってメールを待ってたのに。

人はこんなにも簡単に関係が終わるものなの。。?

ずっと一緒に居たいと思う相手とちょっとした事ですべてが無かったかのように終わってしまう。。

優太からのヒマワリ

手紙。。

指輪。。

これ全て。。最初から無かったかのように。。
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