この涙が落ちるとき
----------…
「んっ…」
目が覚めると、そこは俺の部屋だった。
あれ、なんでここにいんだっけ…。
「緑くん」
………!
声がした方を見ると、恵美がいた。
「緑くん、疲労と貧血だって。体弱いんだね」
疲労と貧血か…。
ちょっと無理しすぎちゃったかな。
「私、自分の体を自己管理できない人嫌い。」
そう言って恵美は、部屋を出ていった。
自己管理できない人嫌い、か…。
「……仕方ねぇじゃねーかよぉ…」
一体、どうしろっつうんだよ…。
なんでこんな体に生まれたんだよ、俺は。