君の愛憎
 


それから数日。

本当にあいつは、彼女と僕が話す機会を作ってくれた。

自然に、本当に自然に。



「颯太!」

「…え?」

「ちょっと来いよ!」



教室の前の扉付近にいる友人、正也が僕を呼んだ。

正也の近くにいるのは、彼女。

大きな瞳が、僕を捕らえていた。

正也が僕を呼び、手招きをする。

僕は席から立ち上がり、正也と彼女のもとへと向かった。



「どうし、た?」

< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

貴女はシンデレラ、私はジュリエット
時雨音/著

総文字数/8,429

恋愛(その他)63ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
  幸せになれたシンデレラと、 幸せになれなかったジュリエットのお話。 幸せになれたあの子と、 幸せになれなかった、私の物語。  
no title
時雨音/著

総文字数/6,892

恋愛(その他)12ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
男嫌いの私が入学したのは、 元男子校の、 男まみれの高校でした。 - no title -  
死神の狂想曲
時雨音/著

総文字数/2,736

ホラー・オカルト13ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
  さぁ、 死神が… 静かに音を絶てながら… やって来る一一一……        カプリツィオ 死 神 の 狂 想 曲 -続編?- 『悲しみの狂想曲』  

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop