アイドルな彼との恋語

とりあえず、部屋をほったらかしにしたまま出かけるわけにも行かないので、洗い物だけは片付けることにした。







リンにはどうせホテルの従業員が片してくれるからほっとけと言われたものの。







散らかしたままにするのはどうしても私には出来ないし。






てゆーか我慢ならないし。










そんなこんなして、私とリンが部屋を後にした時にはもう午前10時を回っていた。












「ったく…時間ねぇってのに。いちいち掃除までしなくていいんだよ」







だって…。



やりだしたらとまんなくなっちゃったんだもん。









「その性格、お前絶対A型だろ」







まぁ否定はしませんが…。








そ、それより!




一体私たちどこへ向かってんのよ?

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