アイドルな彼との恋語
No.14 立ち食い飲み屋

「よ、川口!」



「八木橋くん。ごめんね待たせて」








待ち合わせ場所には八木橋くんが先に来ていた。






桔梗が出かける間際に変なこと聞き出すから遅れたじゃないのもー!






時間厳守は社会人の基本なのに。











「5分くらいしか待ってないから気にすんなよ。んじゃ行こうぜ。この前と同じ店だけどいいよな?」



「うん。いいよ」









私たちが食事をする場所は商店街にある立ち食い飲み屋。







小さい店なんだけど、いつも常連さんたちがいてとても賑やかなお店。







八木橋くんもそのお店の常連で色々サービスしてくれるから結構お手頃な値段でたくさん飲めるしたくさん食べれる。









立ち食いってのが難点だけど。








飲み物と料理を注文して私たちは互いに仕事の愚痴をしゃべったり学生時代の思い出話を語ったりしていた。

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