アイドルな彼との恋語
No.18 言葉に出来ない応え

昔から考えることが苦手だった。






答えが見つからなかったらいつも適当にでっちあげで考えることをやめていた。






だって、いつもいつも何かを考えながら行動するなんて私には到底ムリなことだったから。














カーテンから太陽の光がこぼれ落ちる。






いつもの時間。





隣ではリンが寝息を立てて眠っていた。









はぁ…。



私って、ホント、ダメな人間だな…。




流されるにもほどがあるって。






てゆーか私、仕事完璧間に合わないわ。









仕方ない。



午前中だけでも代休もらおう。




そしたら少しはゆっくりできるし。







朝ごはんでも作って気を紛らわそう。

< 153 / 224 >

この作品をシェア

pagetop