【短編】限りなく自由なブルー
偉大なるブルー
 あなたは沢山の人々に愛され続ける偉大なるブルーだ 



 時折、あなたは無防備な私に対して 


 『好きに泳いでいいよ』とだけ声をかけてくれる 


 好きに泳ぐのは楽しいけど 



 私も、あなたに愛されながら泳いでみたいとも思う 


 けど、偉大なるブルーのあなたはやっぱりチッポケな私に対して 


 大して、関心を持とうとしない 


< 5 / 21 >

この作品をシェア

pagetop