星にキス。




ファミレス内はエアコンが効いていて、一気に熱が冷める。


「オレンジゼリー2つ、ドリンクバーでお願いします」


ただデザートを食べるだけでは“寂しい……”と言うことになり、おまけにドリンクバーを注文した。


結局二人とも、喋りたかっただけである。



「なーんか、ナツに会うのって久しぶりだよね」


「朝からそれ、何度目? もう3回くらい聞いた気がするんだけどーっ!」


からかうように、ハルに言う。


でも……。 ハルが言うように、あたしたちが会ったのは、本当に久しぶり。


普段…… 授業があるから、当然のように毎日会うことが出来た。 去年までの長期休みは、必ず二人で遊びに行っていた。


でもそれは、あたしたちに“受験生”と言う、肩書が無かったから。


「ナツはこの夏休み中はずっと勉強していたの?」


「まぁね。 家族で旅行に行くことも無かったし、ちょっと隣町のショッピングセンターに買い物に行ったくらいかな。 …… ハルは?」




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