ずっとずっと大好きな人
「まぁ、いいか」



えっ?



「あ、あの、きぃちゃん……つ、続きは? 気になるんだけど」

「だって、私が教えてあげる事じゃないもん」

「はぁ?」

「ただ、すごく微笑ましかったよ」

「微笑ましい?」

「剛くんが優しい顔して、寝ている愛子の事を見守っている感じが」



うっ!

ドキン ドキン ドキン……

な、何をそんな昔話で、心臓がうるさくなるの?



「あれ~、愛子、顔が赤いよ?」

きぃちゃんを見ると、クスクス笑っている。



ご、剛のバカ―――!

何故か心の中で、あいつに叫んでいた。


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