ね、先生。
 
「ただいまー。」


家について、玄関のドアを開けると、


「何時だと思ってんのっ?!」


お母さんが仁王立ちで立ってた★




玄関に置かれてる時計を見ると、八時を回ってた。



「学校に電話したら、
 顧問の渡部先生はもうとっくに学校出ましたっていうし、、」

「は? 学校に電話したの?!」

「するわよー。
 女の子なのに、連絡もないし!」


ものすごい勢いで話すお母さんから逃げるように、


「ごめん。晩御飯いらない~!!」

「ちょ、、!! 葵聞いてるの~!?」


私は自分の部屋のある二階へと上がっていった。



お母さん、ごめん。
怒られたことよりも、今は先輩といれた時間の方が楽しかったや。
< 21 / 278 >

この作品をシェア

pagetop