ね、先生。
空回り…そして。
週末。


私は朝からお洒落をしていた。

少し落ち着いた色の大人っぽいワンピースを着て、髪は緩くカールを巻き、胸元には先生からもらったネックレスをして、香水を付け、化粧も念入りにした。

そして、

少しヒールの入ったミュールを履いて出かけようとした時、

私は、お母さんに見つかる。


「・・・っ!!どこに行くの~!? 海でしょ? 里美ちゃんと。
 なのに、こんなにおめかしして、、。」

「うるさいなー。
 たまにはこんな格好もしてみたいなーって思ってね~。」


・・・そして、嘘も付く。




「あ、お母さんっ!
 今日さぁ、遅くなったら、里美の家に泊まってきてもいい?」

「うーん。 里美ちゃんの家ならいいけどー。 ちゃんと途中で電話しなさいよ。」

「はーぃ! ありがとっ!」


ミュールを履き、私は飛び出すように家を出た。
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