小さな姫とヤンキー王子

チラッとモニターを見るとこっちに引き戻ってくるのが見えた。しかもダッシュで。

あははっ!!面白い顔してるなぁ。スバルなんて死にそうな顔してるぉ?トウマとヨナは魔王様みたいな顔だし、リマはいつも通り可愛い顔してるなぁ。

「ふふふっ。ねぇ、ヨナ達放って置いていい?」

「どうして?」

「だって、アヤノちゃん達私に話があるから、この部屋まで来たんでしょ~?」

そう言ってニッと2人に笑って見せた。

「ったく、リナには敵わないな。その通りだ」

「やっぱり。しかもアタシ個人の問題でしょ~?」

「正解。察しが良いと助かるな。リナ、サラの学校行っただろ?」

そう言ったショウヘイ君の目はトップの目だった。

「行ったよ?あー、なんか大体予想できたぁ。ユー君がアタシの事、向こうのトップに言ったんでしょお?それでアタシがどんな奴か興味を持たれた、って感じかな?」

「どんぴしゃ。まさにその通り。だからこれからはマジで1人での行動は慎めよ?」

「はーい。ショウヘイ君とアヤノちゃんに迷惑掛けない様頑張るねぇ」

「リナ・・・俺が出て行く・・・」

トワがアタシを見ながらそう呟いた。ダメ、絶対に。まだトワが出張って行くときじゃない。

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