‐Ever Lasting‐
月光に照らされる部屋には私がいる。そしてクロがいる。



…クロ?




「…これが本当の私です。」



黄金色の両眼、それは変わっていない。

だがなぜ私がその眼を見上げているのだろう?




「驚かれましたか?」




「猫がなんで二本足で立てるのよ…」



「私は黒猫です。しかし黒猫ではありません…」



…意味が解らない。



「私が何に見えますか?」



「何って…どう見ても人間じゃない…」





「人間…ですか。」


私より頭一つ分程高い背丈、スラッと伸びた手足、肩にかかる黒髪。




「…クロなの?」



…頭が痛い。



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