ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
4人目とあの人
◎優衣



屋敷に帰ってきたら、すぐ学校。




そして、今は汐莉にいろいろ話してる。





「だから拒否したら可哀想だって言ったのに。」

「うっ、もういいだろ!」





なんだかんだで駿とはもっと仲良くなれた気がするし。




ん?





「なんか廊下騒がしい…。」

「まさか…。」

「ん?汐莉、なに…」

「麻野優衣…。」

「…誰だ?」





いつ間にかあたしの後ろに人がいた。




気づかなかった。





「優衣…。この人が最後の…四天王。」

「ふーん。…あたしが麻野優衣だ。」

「あたしは緑川マリ。四天王最後の1人。」





強い…。




他の三人とは違う。





「あんたでこれだけの気なら、トップはどんな気なんだろうね。」

「あの人を簡単にはここに来させない。」

「…。」





桃原が言ってたな。




絶対的な信者…。





「あたしは普通になりたいんだよね。」

「は?」

「でもさ、買っちゃったケンカは返品出来ないしさ…。」

「…。」

「この学校にトップなんているから狙われるなら…あたしが潰すよ。トップ。」

「…ははっ!楽しみにしてるよ。止めるけど。」





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