私の気持ち。~always love you~



「ほんとにすいませんでした・・・。」

立ちなおしてもう一度謝った。

「その制服桜井??」

「え、あ、はい。」

そっか、ここにいるってことは近くの高校の人だよね・・・。

「俺、井上隼人。お前は?」

「…」

ゆり、なんで教えないんだろ?

「お前の名前はー?」

「…」

そんなに教えたくないのかなー・・・

「おいっ!お前の名前は!?」

「…」

…ああっもうっ!!

「ゆり!!名前くらい教えてあげなよ!!」

あたしの目の前にかっこいいお顔が・・・。

「お・ま・え・の・な・ま・え・は?」

指差してるのはあたしのほう。

「え~!?あっ・・・あたしですか!?ゆりじゃなくて!?」

「はあ・・・玲。あんた頭いいのに馬鹿だよね・・・。」

ゆりさん・・・。

それって褒めてる!?貶してる!?

「玲っつーの?」

目の前のイケメンに言われた。

「え、あ、はいっ!!玲です!!」

あたし焦りすぎだ~!!

< 3 / 16 >

この作品をシェア

pagetop