[完]ヤクザが愛する女~Ⅱ~
「でしたらこちらなんかはどうでしょう。」


私が差し出したのは黒の肩だしワンピースに白のポンチョ、ヒラヒラのピンクのミニスカートに花の付いた赤いレースアップサンダルだった。




「ポンチョって可愛さが出るし脱いだ時も肩だしで女の子らしさが出ると思いますよ?」



「試着してきます!」


そう言って真紀ちゃんは試着室へ入った。



「どうですか?」


しばらくして真紀ちゃんが出てきた。


「「可愛いー!!!」」


一緒に来ていた女の子だけではなく他の店員の人や他のお客さんまでそう言った。
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