SugarⅡ


その下敷きが、涼の額にクリーンヒット!



奈々は大爆笑。

晴君は呆然としている。



そして肝心の涼は…


「い……痛い……」



地味に痛がっていた。



「涼君? 誰がアイス買うんだっけ?」


「はい、僕が美海さんの分も買います。」←



「そうだよね、じゃあ今から降りるからちょっと待っててね。」



あたしの完全勝利だ。




ふざけんなっ!

そう叫んで、投げた下敷きは


フワフワ舞うどころか

垂直落下、していった。


(反省した?)
(はい、しました。)
(ならいいや)
(今度から下敷きは止めようね、痛いからさ…)


-END-
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