桜
「あれからもう一年もたったのかぁ。」
「はえーよな!達也の奴あっち慣れたかな!笑」
「あいつのことだ!友達いっぱいつれてんだろ!いや、女かもな…!」
「それわかる!!笑」
楽しい時間だった。
親友の死んだ達也との思い出話なんて他の奴とはあんまりできないからな。
でも忘れちゃいけない。
大事な親友だもんな。
だから時々達也を思い出して笑うんだ。
「ごちそうさま!」
「桜祐ーまたこいよ!」
マスターに別れを告げて帰路に立った時だった。
俺はまたみつてしまう。