桜
「この間は普通に話してくれてたじゃん!なになに!?」
何で俺あんなにいわれなきゃなんないわけ?
「…沙織ちゃんはそっとしといてあげなよ。お前みたいのと楽しく酒呑めるような子じゃないよ。
「俺はただ……、って酒俺呑んだんだし!返さなきゃ!!」
俺は足早に出ようとした。
「おこらせんなよー」
「金返すだけだっつーの」
そしてドアを開けた時だった。
「……?…まぢ!?」
そこにはあの子が倒れていた。
「嘘だろ!?おいっ大丈夫かぁ!まっ、マスター!!マスター!!」
…桜祐…