愛のない結婚〜幸せへの道〜
「えっ?!」

私は海星の言った言葉が理解出来ずにいた。

「俺には愛する人がいる。ただ訳があって結婚を両親に反対された。
そして無理矢理お前と結婚させられた。」

アイスルヒトガイル。

ムリヤリケッコンサセラレタ…。

「お前と結婚したからといって、彼女と別れるつもりはない。
そして、お前との新居に帰るつもりはない。」


「…。」


私が黙っていると、海星がベットに座り、ネクタイとシャツを脱いだ。

…何をするつもり?


「何をしている。
疲れているんだ。
はやく、こっちに来い。」
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