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雑貨屋さん

入るとやっぱこのお店は可愛いものばっかでテンション上がる－っ

ピロリン♪

メール?

《どこにいるの?!!てゆ－かごめん(・・;)祐介の友達と一緒?》

美咲からだ。

「隆二君、メール来ちゃったよ」

みんなのとこに戻るのかな?
なんかちょっと寂しいなあ…

「あ、俺にも。」

も－ちょい2人でいたい。
ってあたしなんでこんなこと考えてるんだろう…。

まだこの時あたしのこの感情の意味を知らなかった。
やだなぁ…帰るんだろうなぁ…

「いいよ、無視しちゃお♪」

それはあたしと一緒の気持ちだったのかな?


うぬぼれていいのかな?

「だね－◎」

あたしは雑貨たちに夢中になった。

「うあぁ!!かわい－」

それは小さなりんごのモチーフのネックレスだ。

りんごには1つの小さなハートのラインストーンが付いていて可愛い。


「…高っ、1000円かあ…」
本当に欲しかったけど高くて買わなかった。

それからは雑貨屋さんをみて何も買わないで店を出た。

「ごめんね…つまんなかったよね」

夢中になってて隆二君の事を気にしてなかったのが申し訳ない…

「大丈夫!!愛結の好みとかわかったし、楽しかったよ♪」

「ごめん、ありがと－」

「あ、こんな時間だ。駅まで一緒に行こう」

「そうだね」