訳アリLife(仮)

『凛。

 本当のこと、言うとね…



 あなたは、私達の子供じゃないの』



 ずきんっ…

 
 胸に激痛が走る。


 予想してた言葉。


 だけど。


 やっぱり直接言われると、悲しい。



『私達、子供が欲しくて。

 でも、子供ができなかった。


 だから、児童保健施設へ行ったの。』



 ───児童保健施設。

 
 そっか。


『あたし、要らない子だったんだ…』



『そんなことないわ。

 凛は、ちゃんと愛されて生まれてきたわ』



『何でそんなこと分かるの?!
 お母さんは、あたしを産んだ人達のことなんて知らないでしょ?!』



『…知らないわ。
 知らないけど、凛はこの世に必要な人よ。


 …話を続けるね』



 お母さんはまた、話し始めた。

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