舞い降りた天使と悪魔
「それで、今回の標的の安宮家のお嬢様の第三の眼が必要になったという訳か‥」
悠久の扉と悠久の鍵‥
どちらも本当にあるのか分からんが。
それに縋り付く悪魔や人間が、この世の中にはごまんといる。
そこまで精神が追い詰められているという事か‥
ハルク‥お前の心を分かってやれない‥
昔はあんなに近くにいたのにな。
「ユーリ。
さぞかし辛いだろう」
「ラジエル様‥俺‥」
「でも、現実を見ないといけないよ」
「‥え?」