思い出は消えない
辺りもザワザワしていた。

私はそこに置いた花瓶を持って

水を取り替えて

羅夢の病室に戻った。

「真嬉?遅かったね。てか、さっきの騒ぎ何だったの?」

「……私の前から歩いてきた患者さんが、いきなり倒れて…。」

「えっ??で、その患者さんは?」

「多分…すぐ運ばれて行ったから、大丈夫だと思うけど…。」

「そっか…。…大丈夫だよ!」

「…………。」

私は、あの患者さんのことが

凄く気になってた。
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