恋するマッシュルーム

何だろうこの感じ…


別に痛いという訳ではないが、何となく重いような変な感じだ。


生理にでもなるのだろうか?でも先週終わったばっかりだしそれは無い。


本当に健康だけが取り柄の私は、一体どうしちゃったのだろう?


二日酔いも相まって、身体のダルさがハンパじゃない。



何だか凄い疲れたな…


お腹も空いたし、さっさとお風呂を出て着替えて帰ろう。



そう決意してお風呂から上がると、まず真っ先にパンツを履いてから着替えを済ませた。



そして、髪を乾かし終えてバスルームを出ようとした時、


玄関のドアがガチャッと開いた。



「あれ?加奈ちゃん今お風呂入ってたの?」



そう言って玄関から入って来たのは、コーヘーの弟のタロー君だった。


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