わたしとあなたのありのまま


「みぃたん」

 みぃたんは返事もしてくれず、目線だけを私に寄越した。

「あのさ、私、謝りたくて。
 酷いこと言って、ごめんなさい。
 『嫌い』って言ったの、あれ嘘だから」

 みぃたんの冷たい視線に少し怯んだけれど、なんとか最後まで言い切った。
 私、やればできる子です。


「今更なんなの?
 それに、
 『嫌い』じゃなくて、『大嫌い』ね」

 事実をちょっとばかし捏造したことを指摘された。
 さすがはみぃたん、侮れない。


「私ね、田所がみぃたんにばっかり優しくするから、
 それが面白くなくて、
 ヤキモチやいて、
 ふて腐れて、
 二人に八つ当たりして。
 本当に最低だった、反省してる。
 ごめんなさい、許してください」

 深々と頭を下げた。

 再び顔を上げるとみぃたんは、はぁ~と大げさなほどの深いため息をついた。


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