SUMMER TIME LOVE
それからその日は一ノ瀬君を避けるように過ごした。
休み時間には行きたくもないトイレに行ったり、目的もなく校舎を歩いたり、わざわざ遠い自販機に飲み物を買いに行ったり…
同じ教室にはいたくなかった。
できるだけ姿が見れないように…。
昼休み、広げたお弁当を食べずにつついているあたしに紗都は溜め息を吐いた。
「自分だけが傷ついてるって顔してるね」
それだけ言って学食から出て行った。