大好き…だから、さようなら
亮介が、やって来た。

「どうした?」

久しぶりに声聞いた。

もう、聞こえなくなんのかな?

「亮介、別れよう。」

「はっ?なんで?」

亮介は、驚いていた。

「もう、疲れたの。」

これは、本当。

クラスの子にいじめられて、友達がいない。


「無理」

…………えっ?

「なんで?私以外にも、たくさんいるでしょ?」

泣きながら、しゃべり続けた。

「知ってるよ?浮気してる事も。」

「………」

「私、亮介の事、大好きだよ?

でもさ、亮介、私の事何千人いるただの女しか、

おもって、ないでしょ!?」


「違う…」

えっ?

「俺、お前の事好き。ただの女なんて、思ってねーよ?」

「そうやって、色んな子落としたんだね。」

「………」

「さようなら」

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