これはあなたへのラブレター

クリスマス当日、朝5:00。

緊張のせいか自分でもビックリするぐらいの早起きだった。

くわぁぁ~…

…正直まだ眠い…
昨日も服を2時間かけて選んだりしててなかなか眠れなかったからな。


でももう一度寝ようにもあと数時間で彼に会えると思ったらドキドキして眠れなかった。


集合時間は8:30。
あと3時間30分もある…

私はいつもの2倍以上の手間と時間をかけてみじたくを終えると
「いってきまーす」
とつぶやいてまだ誰も起きていない家にしっかりと鍵をかけて家を出た。



まだ時間あるなぁ…

私は“いつもの交差点”に向かった。

そして交差点の影の壁に寄りかかって考え事をはじめた。


もし告白したら彼はどんな反応をするんだろう??

もしふられたら??
もう自然にしゃべったりできなくなるのかなぁ…


あたしの気持ちに気付いてほしい……でもあとに今の関係が壊れるのが怖いし………



そんなことを考えてたらあっという間に約束の時間になった。

うわぁ急がなきゃ!!

告白するかはあとで決めればいいよね??

そう思って集合場所に急いで向かった。
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