幸せの寄り道





休憩になって先生が数名教室にきた



「夏川、気分悪いだろうけど一応ってことだから…。」


先生たちは私と河野先生があまり会わないようにと様子を見に来た



「夏川さんも大変だね~」


「お前も監視してもらえば?」


「内田、それはきついって!!」


私は二人をみて笑った



「ほんと仲いいんじゃね」


「「そう?」」


二人はハモリながらこっちを見てきた







「先生、外行ってもいいですか?」



「あぁ、いいよ。」



私は先生がついてくる中外のベンチに座った



「疲れたか?」


「えぇ、まあ。でも、小林君や内田君や松井さんに助けられてます。」


「その3人がよくしてくれるのか?」


「はい。とくに小林君はよく話しかけてきては笑わせてくれますよ。」


「まあ、小林はそんなやつだしな。」


「河野先生どうしてます?」


「ぼちぼち頑張っとるよ。」


「そうですか。」


それから時間になるまで誰も話さなかった





チャイムが鳴る前に教室に戻ると確認をして先生たちは帰って行った







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