キミに捧げる初雪
遠くで誰かが、あたしを呼ぶ声が聞こえた。





「雪子」





その声を…





知っている気がした…





優しくあたしを呼ぶ声…




突然、後ろから、抱きしめられたような感覚におそわれた。




< 245 / 287 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop