キミに捧げる初雪
いつものスーパーへ買い物に行き、いつもの道を通って帰る途中。



いつもの空き地の前で、男の子が声を上げた。



「ママ!ネコ!!」



母親から、手を離すと、男の子は空き地へ駆けていく。



「危ないから走っちゃダメ!」




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